知っておきたい女性のカラダと健康のこと

※本記事内の肩書は2016年取材時

 

z

今回参加したのは、昭和女子大学で開催された「バイエル カラダのミカタ 高校生シンポジウム」。今回が初開催で、高校生を中心に男女51人が実行委員となって、企画や運営に関わったのだそう。
「Action Now ! 知る、変える、思いやる かがやくミライのために」という、実行委員が考えたシンポジウムのメッセージのもとに、おそろいのブルーのTシャツで迎えてくれ、受付から会場案内、司会進行までを彼らが行っていました。

 

cnt-img-02 (2).jpg

第一部は女性クリニックWe!TOYAMA院長の種部恭子先生による講演。初潮から閉経までの体の変化、女性は月経によって体調やメンタルが大きな影響を受けること、仕事のキャリアと妊娠や出産のタイミングをどう考えたらいいか、現代女性に増えている婦人科系のトラブル、産婦人科との付き合い方など、興味深いお話ばかり。テーマによっては、クイズ形式で楽しくわかりやすく解説してくださっていました。

 

cnt-img-03 (1).jpg

第二部は、バルセロナ五輪の金メダリストである岩崎恭子さん、高校生実行委員のみなさん、種部先生とのトークセッションです。岩崎さんご自身、小学生のころから水泳の練習を通して男女の体の違いや、自分自身の体のことを知ったと仰っており、同性の先輩も多かったため、女性の体を理解する環境には恵まれていたとお話しされていました。また実行委員の男子学生からは「女性の体の変化について、自分たちはどうフォローしていくべきか?」などの質問もあり、私が学生時代に習った保健体育の授業では考えられないぐらい、男子学生も積極的に意見し、考えている様子に驚きと共に嬉しくなりました。

 

cnt-img-04.jpg

今回参加して思ったことは、自分の体なのに知らないことがたくさんあったこと、女性には妊娠・出産に適した時期があるため、自分のキャリアプランに合った選択をしていく必要があることなど、大きな気づきがたくさんありました。そして自分の体を管理するためにも、産婦人科で信頼できるパートナードクターを持つことが大切だということを知りました。

 

cnt-img-05.jpg

今回のシンポジウムで実行委員として参加されていた学生たちのように、若い内から正しい知識を身に付けて自分の体やパートナーの体について理解を深めておくことによって、これからの人生の中で幅広い選択肢の中から自分に合った道を選んでいくチカラになるのではと感じました。

 

Special Movie

PP-PF-WHC-JP-0107-04-11